愛宕鉄道、愛宕山ケーブル遺構と愛宕ロッジ跡探訪

 

愛宕鉄道、愛宕山ケーブル、愛宕ロッジホテル遺構探訪

 

今昔対比・愛宕山鉄道、鋼索線(嵐山駅〜清滝駅、清滝川駅〜愛宕駅)ルートマップ

※アルファベッドは遺構場所を示すが現在もあるかは定かでない。(1/5万「京都西北部:H5.12発行」)×0.65

愛宕鉄道、愛宕山ケーブル、愛宕ロッジホテル遺構

昭和4年(1929年)、嵐電(京福電鉄)・嵐山駅〜嵯峨西駅〜釈迦堂駅〜鳥居本駅〜清滝駅を結ぶ、愛宕鉄道(3,4km)として開通しました。現在、鉄道線路跡は清滝街道として府道になっています。遺構は殆ど現存していませんが「清滝トンネル」は現存している愛宕鉄道遺構です。昭和4年(1929年)7月25日、愛宕山ケーブルが開通し清滝川駅〜愛宕駅の2kmを結び、当時としては日本一の長さと技術水準を誇ったケーブルでした。トンネルと橋梁が6ヶ所ずつあり、車両はスイスのギーセライベルン社製の2両だったと伝わります。当時、愛宕山々頂付近にスキー場もあり、ケーブル愛宕駅にはロッジホテルがありました。昭和19年(1944年)2月、軍への鉄材供出の為?に鉄道と共に廃線となりました。愛宕駅から愛宕神社まで上りもきつく距離もあるため、愛宕駅〜愛宕神社をロープウェイで結ぶ計画もあったが、実現しませんでした。・・・前回、トンネル(No.3)が崩落している為に巻き道を逆行してしまいケーブル遺構ルートを完全探索できなかったので今回、godzillaさん、BINさん、奈良市民さん、花傘キンニクンの計5名で探索しました。前回の「愛宕山ミステリー散策」と「愛宕山ミステリー散策(リベンジ編)」の二部作で完結コラムとなります・・・ご一緒頂いた皆さん、ありがとうございました。コラムをご覧頂き、ケーブル線跡に興味を持たれて探訪しようと思われる方は、懐中電灯など準備万全にて自己責任でお願いいたします。m(__)m

アーカイブ・・・幻の愛宕鉄道、愛宕山ケーブル  私的イメージです。

愛宕鉄道・嵐山駅イメージ(嵐電・嵐山駅)

発着していた1番線〜西嵯峨駅へ(左方向)・・

愛宕鉄道・清滝駅イメージ(叡山電車・鞍馬駅)

愛宕ケーブル線イメージ(叡山ケーブル)

トンネル(No.4)での離合イメージ(男山ケーブル)

車窓から見えた北山〜比良山系の眺望

写真上でマウスポインターの形が変化する写真はMO(クリック)して頂くと拡大表示されます。

高瀬川、疎水放水路合流点

城南宮

城南宮

新幹線鉄橋(桂川)

阪急電車鉄橋(桂川)

集合場所の松尾橋が見えてきました!

渡月橋と探訪する愛宕山\(●⌒∇⌒●)/

嵐電(京福電車)・嵐山駅

モボ621型

愛宕鉄道車両を彷彿させるレトロなモボ27型

発着線だった1番線(27型運転室)(^▽^;)ナニカ?

3番線(左:モボ106型)、2番線(モボ621型)ホーム

嵐山温泉「駅の足湯」 気持ち良か〜o(*^▽^*)o

愛宕鉄道とJRが立体交差していた高架道路

清滝街道(愛宕鉄道跡)

この道を愛宕鉄道走った遺構・架線柱跡

清滝トンネル(愛宕鉄道遺構)

清滝トンネル(愛宕鉄道遺構)の新設(延長)部分

清滝トンネル(愛宕鉄道遺構)・・・通過

愛宕鉄道「清滝駅」跡(京都バス・清滝停留所)

当時のレールで作られたガードレール

猿渡橋(清滝川)

錦雲峡方面(清滝川)

愛宕鉄道、ケーブルへ電力供給した水力発電所

愛宕ケーブル「清滝川駅」遺構の階段

「清滝川駅」のイメージ(叡山ケーブル八瀬駅)

愛宕ケーブル「清滝川駅」遺構

ホームのイメージ(叡山ケーブル八瀬駅)

出発進行〜!!!(*゜▽゜)/ まずは、橋梁(No.1)

トンネル(No.1) ※ライト必携

トンネル(No.1)・・・足元に注意して通過

トンネル(No.2)

トンネル(No.2)・・・通過

トンネルのイメージ(男山ケーブル)

橋梁(No.2) ※滑落注意!

車窓の風景・・北山の絶景(橋梁(No.2)

架線柱の基礎台も現存(橋梁(No.2)

トンネル(No.3)は崩落 ※進入禁止!!!

巻き道でトンネル(No.3)の山頂側に出た。 前回、この巻き道を間違い到達できなかった。(>_<)

愛宕ケーブル線路跡

しっかりした状態で現存する橋梁(No.3)の橋脚

トンネル(No.4) トンネル内の離合ポイント 前方に幽霊?(^▽^;)
山頂側は複線の為、トンネル口が広い トンネル(No.4)の山頂側イメージ(男山ケーブル) トンネル(No.4)山頂側は離合の為に複線
離合の為に複線になっている橋梁(No.4)

橋梁(No.4)の橋脚もしっかりした状態で現存!

山頂側離合ポイント箇所イメージ(男山ケーブル)

車両離合のイメージ(坂本ケーブル)

車窓の風景・・比叡山方面の眺望

トンネル(No.5)・・・崩落 ※進入禁止!

険しい巻き道を歩いてトンネル(No.5)山頂側

かなり風化している愛宕ケーブル線路跡・・・廃線から61年もの月日の流れを感じます!(_ _;)

かなり風化していて自然と一体化しています。

橋梁(No.5)

トンネル(No.6)

トンネル(No.6)・・・通過

崩落して軌道基礎のみの部分がある橋梁(No.6)

車窓の風景・・北山〜比良山系の絶景(橋梁(No.6)

比叡山〜京都市内の眺望(橋梁(No.6)

工事用フェンスが・・・橋梁(No.6)を過ぎると線路跡はケーブル愛宕駅まで一直線です。

ケーブル愛宕駅・・・2時間弱で到着!(; ̄ー ̄A

ケーブル愛宕駅から振り返って見ています。

「愛宕駅」からのイメージ(叡山ケーブル比叡駅)

ケーブル愛宕駅のホーム

ホームのイメージ(坂本ケーブル延暦寺駅)

風化が進み自然と一体化していく施設建物跡

約80年の年月・・廃墟と化したケーブル愛宕駅

「愛宕駅」のイメージ(坂本ケーブル延暦寺駅)

愛宕鉄道の境界石発見!

愛宕山ロッジホテル施設建造物

荒廃している建造物内部

愛宕山ロッジホテルの基礎

愛宕山ロッジホテルのロビー入り口の階段

愛宕山ロッジホテル跡(右:トイレ跡)

愛宕山ロッジホテル跡

愛宕山バンガロー跡(キャンプ場)・・・この辺り一帯に鹿の糞が沢山ありました!(@_@)

愛宕山バンガロー(キャンプ場)の炊事場跡

旅館「水口屋」跡

市内の眺望(愛宕山表山道7合目)

表山道から見える橋梁(No.1)

1時間弱で無事に下山!(二の鳥居)

清滝遊園地跡(金鈴橋の北東側)

清滝トンネル(愛宕鉄道遺構)・・トンネル上の試峠(こころみとうげ)を超えて・・・(;@_@)愛宕念仏寺

Tourist  2005.03.21(M)

 

 

愛宕山鉄道 鋼索線

 

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